下水道用のマンホールは、清掃目的のために大体30メートルに1箇所設置されています。これから算出すると全国で1100万個以上設置されていると思われます。詳しいデータはありませんがその内4割位のふたは、鍵や蝶番が付いていない旧型のふたと思われます。 また直径は60センチのものが圧倒的に多く、それ以外に30センチ、 50センチ、90センチなどのふたがあります。
→ もしも全国のふたをならべたら 0.6m×11,000,000個=6,600km (ほぼロス・ニューヨーク間)
その原因には、マンホール枠の設置不良と、ふたと受枠の構造的問題が考えられます。長い年月の使用による変形などに加え、構造的には旧型のものは「平受け構造」といって、平面でふたを受ける構造になっていますが、最近のものは「急勾配受け構造」といって、クサビ型になっています。そのためガタツキが生じず、車や人が通過しても騒音が起きません。 また材質がダクタイル鋳鉄となり、旧型の普通鋳鉄に比べ、強度が格段に強くなっています。
対 策
地震などの災害時には水道・ガス・電気などのライフラインの復旧と合わせて、トイレの確保が一番求められます。下水道管路にマンホールが有れば、蓋を開けて、板などで足場を架けて、臨時のトイレに使用できます。 またトイレに適した小蓋が付いているマンホール蓋も開発されています。マンホールをトイレに使用する場合は、下水道を管理している当該市町村の許可を受けて下さい。